「ホントにこいつ記憶ないと思うか?もしあったらさぁ、結構大変じゃねぇ?」
ウンウン唸っているシカマルになんで?と不思議そうな表情で皆が振り返った。
一ヶ月。//いろいろな事情
「だってさぁ〜もし記憶があったらって考えてみろよ… こいつ下手すると歩けるようになった時点で任務に行くとか言い出すぞ?」 『……』 「それはないにしても、俺らが扱き使われるのは目に見えてる」
皆が思い思いに想像してみた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いのの場合…
「おい、腹減った!メシ食わせろ!!」 「わかったわ。待っててね、ナルトvv」
数分後
「ハイ、ナルトvv私のお手製離乳食よ(*´∇`*)ア〜ンして?」 「……このバカいのがっ」 「ナルト?」 「こんなクソ不味いもん食えるかぁぁぁぁぁぁぁ!!」
火遁 豪火球の術!!
「いやぁぁぁぁ〜Σ(=∇=ノノ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 キバの場合
「汗かいたな…風呂入りたい」 「んじゃ、風呂行こうぜ〜〜」 「ワンワン」
赤ちゃん用の風呂準備中。
「よし、準備出来たぞ!ほれ、ナルト」 「……一つ聞いていいか?」 「なんだよ?」 「ワワワン?」 「これはなんだ…」 「何って、赤ちゃん用の風呂だろ?」 「…これはアヒルサンのオマルじゃ、ぼけぇぇぇ!!!」
水遁 水龍弾の術!!
「うげ……」 「わぅ……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 シノの場合
「散歩に行こうか…ナルト」 「おう♪」
散歩中。
「あのさ、シノ…」 「なんだ?」 「コースが爺むさい…」 「なっ……( ┰_┰)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 自来也の場合
「ナルト〜おうおぅ、四代目の赤子の頃にそっくりじゃのぅ」
覗き込む自来也に目つぶし。
「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!何をするんじゃ、ナルトぉぉぉぉ!」 「ダーーーッハッハッハ(≧∇≦)やべぇ、死ぬ…おもしろすぎ…クッ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 カカシの場合
「ナ〜ルトvvご本読んであげるよ〜」 「……寄るな、触るな、消えろ」 「なんでそんなこというの、ナルト〜〜(Tへヽ)」 「その手に持ってる本…んなもんを赤ん坊に読み聞かせるつもりか、この変態教師がっ」 「だってナルトホントは赤ちゃんじゃないじゃない?」 「…ほぅ…じゃぁ聞くが、てめぇは自分の教え子にそんなイヤラシイ本を読んでどうするつもりだ?」 「エヘ☆」 「エヘ☆じゃねぇ…一遍死んどくか?」 「へっ…いやぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!)゜0゜( 」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『……ヤバいな…』 「ところでさぁ、僕そろそろ執務に行かなきゃいけないんだけどさぁ…」 『凱亜!!』 「いや、今後のことで四代目と話があってな」 『イルカ先生!!』 「悪い、これから授業なんだよな…」 『……ということで、シカマルよろしく』 「はぁ?!なんで俺っ!!」 『お前(アンタ)ナルトの側近じゃん!!』 「……」 「あ!俺、預かります!!」
勇敢なる男、カカシ…というよりも、寧ろカカシはナルトに対して人一倍耐性がある為、 大好きなナルトと過ごせるなら別にいいやと思ったのでした。 日頃ナルくんが執拗に虐めたお陰でしょうか?(笑)
|