翌朝…目覚めるとナルトは居なくなっていた。

 

 

 

 

//占星術☆おまけ//

 

 

 

 

「ナルト、昨日どこに行ってたんだよ?」

「あ〜ちょっと勉強をしに」

「はあ?!Σ( ̄Д ̄;;)」

「それよりオレこれからちょっと部屋に篭るから、邪魔すんなよ」

「あ…ああ…わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後…

 

「出来た!!…(ΦωΦ)ふふふ……」

 

部屋を勢いよく飛び出したナルトは不気味な笑みを浮かべながら、

犠牲者…もとい実験台(同じか?)を探した。

そこに丁度よく、一緒に住んでるようなもんだから丁度よくも何もないが…

シカマルが目の前を通り掛る。

 

「シカvv占ってやるよ〜(*´∇`*)」

「あ?!お前、久しぶりに会った友人に言う事か?」

「久しぶりってたった三、四日だろ…ったく、ジジイだなぁ〜」

「五日だ、ボケ。お前こそジジイじゃねぇか…っつーか、篭って何やってるかと思えば、

占いだと?!その所為で俺らはお前の任務をやらされたのかよ…」

「まぁまぁ、そのお礼はするってば☆とりあえず、オレの占う第一号にしてやるよ(o^∇^o)」

「……んなもん、当たるかよ」

「む…当たるってば!!」

「そんなくだらない事の為に…誰だ、ナルトに占いなんて教えた野郎は…ただじゃおかねぇ!」

「くだらなくねぇぞ!これはマジで当たるんだって!!ちなみにお前今、女難の相が出てる」

「けっ」

 

くだらないと踵を返そうとしたシカマルの後方から物凄い勢いで走ってくる者が一人…

それは振り返ったシカマルの上を跳んで通り過ぎていった。

 

「ネジ?」

『花苗様〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』

『ちょっとそこのアンタ邪魔よ!!』

 

ドカッ

ゲシッ

 

「グハッ…な…」

 

最近ネジファンのくの一が増えたよな〜とナルトはいつの間に避けたのか暢気に天井

に座って笑っていた。

そして踏み潰されたカエルのように廊下にへばりついているシカマルを見上げ、一言。

 

「だから言っただろ?」

「こんなの偶然だ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後もことあるごとにナルトの占いは当たっていく…

っていうか、意地になったナルトが無理矢理占いを現実にしているような気もするが…

 

「今日は水難だってよ〜」

「ほぅ…そんなもん水に近寄らなければいいだけだ!!」

「ちょっとは信じる気になってきたのかな〜シカちゃんvv」

「アホか…俺は占いなんて信じねぇ!」

「ふ〜ん。でも残念だなぁ〜今日の任務は決壊寸前のダムの補修だってさ(*´∇`*)」

「……え゙…Σ( ̄Д ̄;;)」

 

ダムの洪水に巻き込まれ、プカプカと流されながらシカマルは思った…

 

--こんなの偶然に決まってる…信じるものか!!

 

と…そして…

 

「今日は一体何なんだ?」

「今日は…う〜ん、何にしようかなぁ?」

「……ぅおい!ちょっと待て( ̄Д ̄;;)お前が考えるんかいっ?!」

「(笑)占いだってば〜☆今日は雷難にしよう!」

「やっぱ決めてんじゃねぇかっ!ホントは占いなんて当たらねぇんだろ…( ̄‥ ̄)=3 フン」

「当たらないなら、当たらせればいいんだよ(▼∀▼)ニヤリッ」

「ハイ?!( ̄◇ ̄;)」

 

 

亜空間忍術 時空転移!!

 

うおぉーーーーーーーーーー!!ヘルプミー!..・ヾ(。><)シ

 

 

 

 

 

 

「…ここ…どこ?!」

 

辿り付いた先は見渡す限り真白い雲の上……空には雷が鳴り響き…

 

「……」

 

 

雷迎!!

 

イヤァァァァァァァァァァァァァァ!!)゜0゜(

 

「ゲフッ……」

「おかえり〜(*´∇`*)」

「俺、一瞬ワソピースに行ってた(||゜Д゜)……グハッ…」

「な、当たっただろ?って、お〜いシカ??死んじゃったの?」

「…生きとるわっ!!ヾ(*`Д´*)ノ"っつーか、アレは占いじゃねぇだろ!!」

「うん」

「…簡単に肯定しおったわ…Σ(; ̄□ ̄)なんなの…なんなのよっ!」

「……なんか可笑しいぞシカマル(笑)今までのはちょっとしたジョークだヾ(@>▽<@)ノ」

「ああ、そうなんだ〜ジョークかぁ(´▽`)アハハ…って笑えるか、ボケェ!!

危うく天国のおばあちゃんのところに逝くところだったんだぞ?!」

「だってあんまりにもシカが占い信じないなんて言うからさぁ〜

ついムキになっちゃった(*´▽`*)ノ」

「ああ、俺が悪いんですね、俺が( ┰_┰)」

「でさぁ〜本題なんだけど、これ見て」

 

ナルトはどこから出したのか大きな水晶玉を取り出す。

 

「水晶?っつーか、今どっから出した?!(゜Д゜;)」

「ちょっと○次元ポケットからvvそんなことどうでもいいから、見ろって」

「……?!星…か?」

「そう…これがオレの星の動き、そしてこれがお前の星の動きだ」

 

そう言ってナルトが水晶に手をかざすとさっきまで見えなかった星々が姿を表す。

星たちはゆっくりと回転したり、形を変えたりしている。

 

「キレイだな…で、これがどうしたんだ?」

「見ろ、これがオレとお前が出会った時の星の動きだ」

 

再び手をかざすと、星たちは逆回転を始め、一定のところまで来ると動きを止めた。

そしてまた動き始める…その動きは完全に一致していた。

 

「全く同じだな…」

「これにいのたちの星も加えてみると、どうだ?」

「同じ…つまり、人の出会いは星が重なる時に起こるということか?」

「そういうこと。んでさぁ、なんかこれで商売出来ねぇかな?」

「は?!( ̄Д ̄;;)商売…?」

「そ(*´∇`*)なんか楽しそうだろ?最近任務もつまらねぇし、暇じゃん☆」

「……フッ…協力しようじゃねぇか…(犠牲者に回るよりマシだ!!寧ろ加害者の

方がこれはカナリ楽しいかもしれん(T-T*)フフフ…)」

 

こうして、二人の占星術研究は始まったのだ…