「遂に完成したぞ…この術があれば…ナルト!ナルトっ!!」 「うるせぇっ!!このバカシカ…朝っぱらから大声で叫びやがって…くだらない用だったら殺すよ?」 「Σ(=∇=ノノヒィッッー!!」
呼びに行こうとして開けようとした扉は、目的の人物によって開けられた。 明らかに機嫌の悪いその人のお怒りはご尤もである… 此処は火影執務室…目下、この里で一番えらーい火影様は夜の任務を終え、 その上残った執務を片付け、漸く少し仮眠を取ろうかなぁ…というところだったらしい。 いつぶち切れてもおかしくない状況だが、そこは伊達に長年付き合っているわけではない… 俺は余計な事は何も言わず、一本の巻物を手渡した。
一ヶ月。// 零:はじまり
『ナルト(ナルくん)から九尾を分離させるぅぅぅぅ?!』 「そうです」 「でも、シカマルくん…尾獣を人柱力から引き離すということは…」 「ええ、本来はその人柱力は死にます。ですが、そうならない方法を見つけたんです!!」
そう言って、シカマルは一本の巻物を広げる。
「九尾が抜ける瞬間にナルトを九尾が封印される以前の状態に戻します」 「…ナルくんを赤ちゃんにするってこと?」 「そう、なりますね…」 「じゃが、そんなことをして…火影としての執務はどうするのじゃ…」 「そうよ!それに暗部の方だって、総隊長を十五年間も空席にするわけにはいかないわ。 里を守る御意見番として、それは認められない!」 「そもそもナルトの意思はどうなのだ」 「ネジ、お前も知ってるだろ?ナルトはいつも九尾−凱亜を自由にしてやりたいと言っていた」 「しかし…実際、何が起こるか分からないのだろ?それでもナルトは…」 「ああ…」 「まったく…我が息子ながら、しょうがないなぁ〜 よし!十五年くらいなら僕がナルくんの代わりに火影と総隊長を引き受けるよ」 『四代目…』 「まあ実際、元に戻るまでの時間がどのくらいかかるかわからないんですけど… 恐らく十五年掛かる事はないと思います。時の流れが狂いますから」 「それならば…」 「そうじゃな…」 「赤ちゃんのナルトなんて楽しみだな、赤丸vv」 「ワンワンvv」 『確かに…』 「では、皆さん同意という事で宜しいですね?」 『無問題(ワワン)!!』
数時間後…
「それでは始めます。ナルト、準備はいいか?」 「おう!」 「では皆さん宜しくお願いします。なるべく力を均等にしたいので俺に合わせてください」 「シカマル、里で二番目に強いお前に合わせろというのは無理があるぞ……」 「シノの言うとおりだぜ!この中で一番弱い奴に『じゃ、キバだな!!』 「なんで俺なんだよっ!!」 「ワンワンっ!!」 「だ〜うるせぇ…お前ら真面目にやれ!!」 『ハイ、すんません…ナルトさん』 「ったく、全員キバに合わせろ。……頼むな、みんな///」 『///おぅ(うん)!!』
オギャァ、オギャァ…
参万打御礼小説第三弾。 桐原なおサマからリクエスト頂きました小さくなったナルトということで、 フリー小説に、とネタを考えたのですが…シリーズでやってみたいな〜と思いまして… フリーではないのですが、新シリーズとして連載する事を勝手に決定いたしました(汗) ナルト総受けですが、基本は桐原サマのご希望通りシカナルでvv
本当に参万HITS有難う御座いました!! 今後ともARKISH ns+を何卒宜しくお願い致します<(_ _) |