AAの爆発に気を取られたキラをシンの剣が貫く…同時に起こる大きな爆発。

 

「キラァァァァァァーーーー→!!まだ好きだって言ってないのにーーーー→!!!!!」

『え゙…?!』

 

ミネルバ艦内は一瞬にして凍った…

 

 

 

 

 

//報われない恋…//

 

 

 

 

 

憎きシンを殴ってとりあえず落ち着いた俺は暗い部屋のベッドに寝そべり冷静に考えた。

 

「あの程度の攻撃でAAが沈む訳がない。なんたって先の大戦で俺があんなに頑張っても沈まなかった船だ。

そしてキラが死ぬ訳がない、何故ならキラは主人公だから。ましてや俺を残して死ぬ訳がない!!」

 

こうして俺はザフト再脱走を心に決め、安心して眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱走した俺はキラと同じ様に(←ここポイント)、シンの剣に貫かれた。

だが俺には確信があった、メイリンは死んでも(酷い…)俺は必ず助かるはずだと。

何故ならメイリンは脇役で、俺は主人公だから。

ゆっくりと目を開けると可愛らしい俺のキラがあの美しい瞳に涙をいっぱい溜めて俺を見つめていた。

 

「キ…ラ…死んでな…」

「死んでないよ、アスラン(*^-^)」

「あぁ〜キラーーーーー→vvvやっぱり生きてたんだな!!会いたかっ…グハッ」

 

抱き締めようとした俺は激しい激痛に呆気なくベッドへ連れ戻された。

こうなったら…

 

「キラ〜一緒に寝て?」

「…( ̄Д ̄;;)カガリ…呼んでくる」

 

ダダダダダ

 

「カガリーーーー→アスランがおかしいよぉーーーーーー!!!」

「キラ…( ┰_┰)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キラがカガリを呼んできた。

カガリは、おかしいと言われる俺をキラによく似た瞳に涙を溜めて哀れむ様な瞳で見つめる。

 

「アスラン…お前なんで…こんな…」

「キラに…会い…たくて…」

 

ボカッ

 

「そこはカガリに会いたくてって言うところでしょ!アスランのバカァァァァァァ!!!」

「キラァァァァァーーーー→何故だ…(ToT)」

「アスラン…前から思っていたが、やっぱりお前バカだろ…」

「うぅ…グスッ…」

「お前の恋…このままだと報われないぞ…」

「カガリ…わかってくれるのはお前だけだ…」

 

俺はカガリとの友情を再確認した。