いつも僕らはすれ違ってばかり… 戦争が終わってやっと一緒にいられると思ったのに… アスラン…どうしていつも僕らの気持ちは交わらないんだろうね。
いつも俺たちはすれ違ってばかり… 俺たちの想いはいつも同じだと思っていたのに… キラ…どうしていつもお前は俺と違う道を行こうとするんだ。
//すれ違い//
久しぶりに聞くアスランの声はやっぱり落ち着く。 小さい頃ずっと聞いていた声… 眠る時はいつも一緒だったキミが耳元で「おやすみ」って囁いてくれるのがくすぐったくて… 僕を安心させてくれる声… その声が僕らを否定するのがとても辛くて涙が出そうになるのを堪えて、僕は反論する。
久しぶりに聞くキラの声は相変わらず心地いい。 小さい頃ずっと聞いていた声… 「アスラン」って可愛い笑顔で呼んでくれたお前はここにはもう居ないのかと思うと無性に腹が立った。 言い過ぎたと思った時には既にキラの瞳に涙… そんな潤んだ上目遣いで怒っても怖くないぞ…
アスランが怒っているのがよく分かる。 その目や口や手の動き… アスランの手は僕なんかより全然大きくて…鍛えられた腕や胸の筋肉も全然違う。 時々抱き締めて欲しいと思ってしまう程、アスランは男の僕から見ても格好いいと思う。 なのになんでこんなに頑固なの?! こういうところ直して欲しいよね!カガリにだってこんなに冷たくして、男の風上にも置けない。 もうアスランなんか知らない!!勝手にデュランダル議長とイチャイチャすれば?カガリは僕が守るから!!
キラが怒っているのがよく分かる。 伊達に長年一緒に居た訳じゃない。 嗚呼…でもその怒っている姿ですら可愛いと思ってしまう俺は重症だな… いっそ今すぐ連れて帰ってしまいたい…しかし連れ帰ればキラの貞操の危機!! だがAAも危険な事に変わりはない…ならばやはり自分の目が届く範囲の方が… あぁカガリ、お前も勿論キラに似てとっても可愛いが…やはり俺はキラがいいんだ!!すまない… 今回はキラがご立腹だから諦めるが、次は必ず攫いに来るからな! I'll be BACK!!だ、キラ☆
↑ こんな心理戦?が行われてたらいいのに… この場面に同行できなかったラクスはさぞ悔しがっているかと… 後半アスラン重症…キラはアスラン大スキだけど、やっぱりカガリが大事な良き兄/弟?
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