「むふふふふふふ……俺だけのナルト、俺だけのナルト〜〜〜〜〜〜vv」

 

シカマルは今、秘密の研究所に篭りっきりで、あるものを作っていた。

そして、それが今まさに完成する…

 

「よっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜完成だ!!´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)´3`)ウフフフフフ」

 

 

 

 

ROBOTS

 

 

 

 

「お前の名前を言ってみろ」

「うずまきナルトです」

「お前が好きなのは誰だか言ってご覧?」

「///シカマル」

「もう一回」

「オレが好きなのはシカマルです」

「合格」

 

シカマルはイヤらしい笑みを浮かべ、自分だけのナルトの頬にそっと唇を寄せる。

 

「それじゃ、ちょっと任務に行って来るから。いい子にして待っとくんだぞ?」

「ハイ」

 

 

 

 

 

「シカマル〜いないの?シカマルったら〜」

 

シカマルに用事があったいのはドンドンと激しく扉を叩く。

っていうか、気配ぐらい読めよ…と普通なら突っ込むところだが、放置して欲しい。

いい加減叩き飽きたいのが扉を蹴飛ばそうと思った瞬間、

 

ガチャ。

 

シカマルの秘密の研究室の扉がひとりでに開く。

 

「なんだ、やっぱりいるんじゃない…って、あら?ナルトじゃないvvねぇ、シカマル知らない?」

「アナタはどなたですか?」

「酷いわ、ナルト〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いくら冗談でもやりすぎよぉぉぉぉぉぉ」

「え…待ってください…」

「あれ?そういえばナルトってさっきまで家にいたような…なんでこんなとこにいるのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

「どうしましょう…迷ってしまいました…」

「おう、ナルトじゃねぇか〜何してんだ?」

「ワウン?」

「オレのことをご存知なんですか?」

「はぁぁぁ?何言ってんだよ…お前…どっか頭でも打ったのか?」

「いえ、特には打っていませんが」

「……お前さぁ、マジでヤバくねぇ?病院に連れてってやろうか?」

「いえ、病院よりも家に帰りたいんですが…道に迷ってしまって…」

 

赤丸と顔を見合わせる。

 

『……』

「とにかく、家に連れてってやる!」

「ワワン!!」

 

 

 

ナルト家着。

 

ガチャ。

 

「おう、キバどうした?なんか用か…って…」

 

何度も何度も見間違いではないかと目を擦る。

そして、当のキバはと言えば…

 

「えっええええええええええええええええええええええええええええええ!!ナルトが2人いる?!」

「わうううううううううううううううううううううううううううううううううううううん!」

 

 

 

 

 

只今Wナルト固まり中。

 

『……………オレ(私)?』

 

とりあえず、家に上げてみる。

 

「お前、名前は?」

「うずまきナルトです」

「……」

 

とりあえず、職務質問してみた。

なんか頭痛くなってきた。

 

「どこから来た?」

「わかりません…薄い金髪の女性を追いかけて来たら迷ってしまいまして…」

「薄い金髪?」

「多分、いのだな…」

「ワンワン」

 

なんだか解決の兆しが見えてきた?

 

「っていうか、マジでナルトにソックリだな…実はナルトって双子?!」

「バカかお前は…九尾は二匹もいない」

「ん?どういう意味だ」

「…つまり、そいつがもしナルトの双子の兄弟だとしても、九尾が封印されているのはナルト

なわけだから、そいつの頬にヒゲがあるわけないってことよ!ね、ナルトvv」

「ご名答」

 

特に驚くこともなく、ナルトとキバはさっき話に出てきたばかりのいのに手を振る。

 

「丁度いいとこに来たぜ、いの!」

「ワンvv」

「こいつがどこから来たか教えてくれるかな、いの?」

「こんなの作っちゃう男なんて一人しかいないじゃない。奴よ、奴」

「やっぱりな…さて、んじゃ行くか」

『OK(ワウン)』

「え…皆さんどこに行かれるんですか…?」

『え?どこに行くかって?勿論、キミのお家さ…(ΦωΦ)ふふふ…』

「。。゛(ノ><)ゝ ヒィィィ(シカマル、今すぐ逃げてくださいっっ…(||゜Д゜))」

 

 

続く…かもしれない。