「ナ〜ルト〜何やってんだよ?……あっ Σ(゚д゚lll)…な、ナルトォォォ?」 「ワンワンッ!!」
//AMNESIA//
「ちょっとキバ!アンタ、ナルトに何したのよ?!」 「俺は別に何も…」 「何もって…いくらナルトくんがドジを装ってるからって…こんな格好で……」
解説しよう! ナルトがウンウン唸りながら虹色に光る珠を撫で回したり、コンコンと叩いていたりする様子を不思議に思ったキバが、 背中をポンと押した瞬間、空気が抜けた風船の様にフワフワとナルトが飛んで行ってしまった。 やっとこさ見付けたナルトは木に引っかかってヒラヒラとはためいている。 それを見たヒナタの感想が、ずばり<こんな格好>なのである。 ズルズルとナルトを引き摺り下ろすと、ゆっくりと元通りに膨らんでいった。
『……( ゚д゚)唖然』
そして、目覚めたナルトは何かがおかしかった。
「アナタたちは一体誰なんです?オレに何か用ですか?」 『……』 「ナルトっ?!」 「このウスラトンカチ!しっかりしやがれ!!」 「ナルト、私がわからないの?いのよ、山中いの!!アナタが大好きないのよ?」 「いの…それはちがっ「何か文句あるの、チョウジ?(怒)」 「え、え〜っとこれ食べたら治るかも…ナルト好きだって言ってたでしょ?」 「オレ、甘いモノはちょっと…」 「お〜い、どうしたんだ?」
シカマル顔出す。
『シカマルっ!!いいところに!』 「ナルトが変なのよ…私たちのことわからないって…」 「それに言葉遣いもおかしいしっ!!」 「って…『なんだよ(何よ)それ…?』
ナルト、シカマルにベッタリ。
「シカマルぅ〜良かった。お前がいてくれて…なんか知らねぇ奴ばっかで不安で…」 「お…おう///任せろ、ナルト!!お前は俺が守るぞvvあ〜っはっは!」 『犯人はこいつか…』
変態だ、変態だとは思っていたが…まさかここまでとは… 変態シカマルとベッタリのナルトを見つめながらサクラたちは大きな溜息をついた。
「それにしてもさぁ〜なんでナルト、敬語なわけ?…モグモグ」 『あいつの趣味じゃねぇの(ないの)?変態だし』
変態の微妙な好みを知ってしまった事に寒気を覚えつつも、 皆が各々自分の獲物を取り出し、徐に手入れ&ウォーミングアップを開始する。 いつ元に戻るか知れないナルトの逆襲もそれはそれで楽しみだが、 やはりその前にやることはやっておかないと…
「アイツ、私たちの中でナルトに次いでNO.2だからっていい気になってんじゃないのかしら?」 「ウスラトンカチの右腕は俺だ!」 「私のナルトくんに手を出すなんていい度胸よね…」 「あらヒナタ…間違えてもらっちゃ困るわ。ナルトは私のよvv」 「ナルトは俺のものだ…む…ナルトをシカマルが連れ去ろうとしている…」 「許せん…」 「ヴゥ…ワンッ!!」 「世の中にはやっていいことと悪いことがあるよね……」 『シカマル、そう簡単に逃げられると思うなよ(わないでよね)』
フフフフフフフフフフフフフフフ…(ΦωΦ)
森の中に不気味な笑い…そして悲鳴が一つ…
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